JSEclipseのインストール

Adobe Labsで提供されているEclipseJavaScript編集用プラグイン「JSEclipse」を導入してみました。
現在はまだプレリリース版ですが、コード補完機能やアウトライン機能、さらにはDojo, prototype.js, script.aculo.us, yahoo ui library, Qooxdooなどのライブラリのコード補完にも対応しているようで非常に便利そうです。そこで今日は、JSEclipseのインストールの方法等を紹介したいと思います。

動作条件

  • Eclipse:バージョン3.1以上
  • Java(JRE):バージョン1.5以上

これらを満たさない環境では、うまく動作しないという報告が幾つかあるようなので、インストール前に確認しておきましょう。

インストール方法

インストールには手動で行う方法と、自動で行う方法がありますが、自動で行う事が推奨されているようなので、そちらの方法を紹介します。

  1. Eclipseのメニューから[ヘルプ]→[ソフトウェア更新]→[検索とインストール]を選択。
  2. [インストールする新規フィーチャーを検索]を選択して、次へ。
  3. [新規リモートサイト]ボタンを押し、現れたダイアログに以下の必要事項を入力しOKを押す。
  4. 検索に含めるサイト一覧から、先ほど入力した名前が選択されていることを確認し、終了ボタンを押す。
  5. 検索結果でJSEclipseにチェックが付いている事を確認し、次へ。
  6. 後は指示に従って操作を進めればインストール完了。

JavaScriptファイルの関連付け

JSEclipseを導入する以前に他のJavaScript編集用プラグインを導入している場合、そちらがデフォルトのJavaScript編集用エディタとして設定されている可能性があります。以下の操作でJSEclipseをデフォルトとして設定しておきましょう。

  1. [ウィンドウ]→[設定]を選択
  2. [一般]→[エディタ]→[ファイルの関連付け]で「*.js」を選択。
  3. 右下の[関連付けられたエディター]からJSEclipseを選択して、右の「デフォルト」ボタンをクリック。

注意点

最後に、一つ注意点です。

公式ページのフォーラムでも質問が出ていますが、現在のJSEclipse(1.5.3)では[ファイル]→[新規]→[その他]で表示されるダイアログから[Ajax]→[JSClass]を選択するとエラーとなり、新規のJavaScriptファイルの作成が出来ません。これは「JSEclipse」のバグで、次のリリースでは改善される予定だそうです。
とりあえずは、代替的な方法としてメニューの[ファイル]→[新規]→[ファイル]を選択し、作成するファイルの拡張子を手動で「.js」とする、などで対応するしかないですね。
正式版のリリースが待ち遠しいところです。